結婚式で友達の生立PhotoMovieを作った時のまとめ
このページではサイト管理者が友達の生立PhotoMovieの作り方と基本をまとめた記事です。
それではどうぞ。
完成動画
Movieの打ち合わせ
最初このお話が来た時に時間の都合でシンプルなPhotoMovieで作る事を
了承の上、さらに下記の質問を行いました。
Q:何分構成にするのか?
A:5〜7分
Q:曲は何曲使用しますか?
A:2曲
Q:メッセージテロップは出しますか?
A:はい
■新郎要望
特になしでシンプルにテロップを出して欲しい。
ほぼお任せ。
■新婦要望
家族をメインにした構成に
新郎よりメインよりにしたい、
来てくれた人に感謝する内容。
■その他
曲は2曲使うが
ぼくのお日さま/ハンバート ハンバート
メインで。
タイトル出しを簡易に作って欲しい。
使用したソフト・素材
■使用ソフト
Adobe Premiere
※今回の編集内容はバージョンはなんでもOKです。
■写真素材
新郎写真20枚ほど
新婦写真20枚ほど
2人が写ってる写真20枚ほど
※表示させてい順に番号で名前をつけてもらう
■音楽
Better Together/Jack Johnson
風をあつめて/ハッピーエンド
ぼくのお日さま/ハンバート ハンバート
■各写真に関するメッセージテロップ
表示させてい順の番号に合わせてメッセージも
データでもらう
※データでもらうのはコピペする為
Movieの構成
打ち合わせ内容から
ざっくりですが
(1)2分、新郎生立
(2)2分、新婦生立
(3)2分、2人の生立
で行くことにしました
(1)の曲は風をあつめて/ハッピーエンド
で途中フェードアウト
(2)(3)をぼくのお日さま/ハンバート ハンバート
はそのまま流して最後まで行く構成にします。
ぼくのお日さま/ハンバート ハンバートを聞いていたら
最後のCメロがいい感じで、ちょうど始まりから2分だったので
そこから(3)を入れ込む事にしました。
写真表示の基本と注意点
もらえる写真データでも
サイズや取り方によって違いがあります。
基本的に写真のサイズより大きく表示するのは
タブーです。
構図などを見て画面全体に表示できる物はいいとして、
サイズが小さいのや、縦撮りしてる物を無理矢理全体表示にするのは
非常に見にくい為、あえて全体表示にはしない方向を選びました。
重要なのは構図を見て大きさを決める事で、
その写真が一番よく見える大きさを画面と比較するのが
いいかと思います。
写真の表示尺間で大きくなる動きをつける事で
よりこだわり感が出てくると思います。
余裕があればつけましょう。
テロップ文字出し方の基本と注意点
今回提出頂いたメッセージがほぼ全部の写真にメッセージが付いていました。
はっきり言ってそれは厳しいです。
まずメッセージを出すのに5秒ぐらい表示させるのが基本です、
でないと、慌ただしくて読めないですからね。
さらに写真表示→メッセージ→メッセージ消える→写真表示消えるの順に表示させたい時は
10秒程度最低必要になってきます。
音楽の具合にもよりますが、メリハリを付ける事を考えると、メッセージを減らし
重要な所や必ず出したい所に表示させるように誘導します。
これを無理やりメッセージを入れて全てに表示させると慌ただしい映像になる
事は間違いなしです。
なるべく避けた方がいいと思います。
メリハリのつけ方にも色々あります。
今回使用したメリハリは
(1)写真と同時にメッセージを表示させる
(2)写真表示→メッセージ→メッセージ消える→写真表示消えるでメッセージを表示させる
(3)写真表示→メッセージを動かす→メッセージ消える→写真表示消えるでメッセージを表示させる。
こんな感じです。
使い時を統一した方がより効果的です。
例えば
完成動画2:16〜最終の間で
出だしを(2)→中盤尺が短めに表示させる時(1)→終盤じっくり見せたい時(3)
など…。
逆にメリハリが多すぎても慌ただしくなるので注意しましょう。
動画エフェクトの基本と注意点
今回使うエフェクトは
■フェードイン・アウト
■ディゾルブ
のみです。
使い時が重要でエフェクトはあまり使いすぎないようにしましょう。
Aメロには使わない。
最初の出だし、サビ前やサビ中〜終わりにかけて使うのがベストです。
PhotoMovieのまとめ
PhotoMovieを作る上でのディレクションをしっかり行う
曲をしっかり聞いて構成を練る
エフェクトは使いすぎない
表示の尺を大事にする
上記の内容に注意してやれば
無難でシンプルなPhotoMovieが
約6時間程度で出来ました。
このシンプルさでも結構喜んで頂けました。
ソフトに関して今回はAdobe Premiereを使いましたが、
このぐらいの編集ならムービーメーカーやimovieでも編集可能です。